学校紹介

校長室

学校長 志水 隆秀

校長挨拶

岡山白陵は今年で創立50年目を迎えました。

学校創設者である三木省吾先生が唱えられた「教養と節度」「愛知究理」「正明闊達」という校是のもと、有為な青年の育成に取り組み続けています。

私はこの学校の第1期卒業生です。三木省吾先生が溢れんばかりの情熱を傾けてこの社会に産み落とされた岡山白陵を、さらに成長させ、令和という時代にふさわしい学校にしたいと思っています。

本校での生活を通じて、生徒ひとり一人が普遍的な魅力となるものを発見し、様々な情報が錯綜する現代社会にあっても、自分を見失うことなく、本物を見極め、個人が本来持っている創造力を開花させ、自分の進むべき道を勇気をもって歩んでいける逞しい人物になってほしいと考えています。

挑戦する気持ちを忘れない素晴らしい生徒との出会いを心待ちにしています。

I can’t wait to see you all at Okayama Hakuryo!

令和7年4月

教育方針

教養と節度そして烈しい真理探究と思索に
貫かれた青春の日々を師弟一体となって送る
小宇宙こそ私達の学園である

少数定員制による行き届いた教育によって、単に学力の向上だけでなく、国際人 として通用する人間性豊かな青年を育ててゆくことが、本学園のねらいであります。
社会のめまぐるしい変遷の中で、ややもすれば失いがちになる、人間として大切 なもの、それは学問に対する情熱であり、生きていくうえでのたくましさであり、他人 に対する思いやりの心です。
本校は、少数精鋭による徹底した英才教育により、これら人間として大切な教養と 節度を体得させることを目的として、昭和51年に開校いたしました。そして、たく ましく未来へ飛躍せんとする若者の修練の場として、師弟一体となり、常に上昇を目 指してたゆみない努力を続けております。
毎日の学校生活を通して、将来深遠なる洞察力と、高い学識を持ち、事にあたっ て責任感と勇猛心ある人材たるの基礎を培う場、それが私達の「岡山白陵」です。

校章の由来

天下の名城とうたわれる国宝・姫路城(別名:白鷺城)の「白鷺」を象徴し、全 国にその名をはせた旧制姫路高等学校の伝統と精神を今日に生かすべく、学園創立に あたり、その校章を制帽とともに継承したものです。したがって、日、未だ浅い学園 ではありますが、校章に関しては、星霜80年の歴史を有しています。
白鷺が大きく翼を広げて空高く飛び上がらんとする姿、それは清らかな心を持ち、 高邁な理想を掲げ、未来に向かって雄飛せんとする若者の姿を表しています。
なお、中学校の校章は、この伝統ある校章にあやかり、高を中におきかえて、中 高一貫教育を表しています。

校歌

作詞:三木省吾・作曲:黒田 洋

  1. 狭霧晴れてひらけゆく 吉井の川のさざ波に
    久遠の響こもるとき 風さわやかに渡るとき
    明星銀にうすれゆく
    朝の空の濃き青に 我も染みなん
    美まし丘 白陵
  2. 梢にむせぶ風の音に 世俗の思い消えゆきて
    寂寞の気のしみるとき 孤独に涙あふるるとき
    谷の泉はしずもりて
    あゝその水の濃き碧に 我もとけなん
    美まし大地 白陵
  3. 真理の泉もとめつつ はるけき旅にのぼる子が
    神のみたまを願うとき 空は茜に暮るるとき
    遠き頂光あり
    あゝその澄めるかがやきに 我も燃えなん
    美まし学舎 白陵