学校紹介

校長室

学校長 大森 博幸

校長挨拶

昭和51年創立の岡山白陵中学校・高等学校は今年49年目を迎えました。

校是「教養と節度」「愛知・究理」「正明濶達」には本校創設者三木省吾先生の教育にかける思いがこめられています。礼儀と品格を持ち、 知を愛し、真理を追究し、先を見据えて、明るく生き生きと活動する魅力的な人間を育て、 社会において有為な存在となる真の意味でのリーダーの基礎を個々の生徒の中に築いていきます。

私自身は岡山白陵勤務44年目、校長10年目です。本校の原点である創設者の思いを継承し、発展させ、 知性、感性、品性の涵養を柱にして、より奥行きのある学校にしていきたいと思っています。

令和3年3月に教室棟南館が完成しました。カフェテリア「陵友」、ラウンジ、被服教室、調理教室、情報教室、技術教室、音楽教室に加え、213名収容の多目的ホール「ミネルヴァホール」で、生徒の「教養」と「情操」を育んでいます。

生徒は学校の宝物です。一人ひとりの生徒を愛し、育み、個々の適性を見極め、確かな将来へ教え導くことが、本校の教育の根本です。 よろしくお願い申し上げます。

令和6年4月

教育方針

教養と節度そして烈しい真理探究と思索に
貫かれた青春の日々を師弟一体となって送る
小宇宙こそ私達の学園である

少数定員制による行き届いた教育によって、単に学力の向上だけでなく、国際人 として通用する人間性豊かな青年を育ててゆくことが、本学園のねらいであります。
社会のめまぐるしい変遷の中で、ややもすれば失いがちになる、人間として大切 なもの、それは学問に対する情熱であり、生きていくうえでのたくましさであり、他人 に対する思いやりの心です。
本校は、少数精鋭による徹底した英才教育により、これら人間として大切な教養と 節度を体得させることを目的として、昭和51年に開校いたしました。そして、たく ましく未来へ飛躍せんとする若者の修練の場として、師弟一体となり、常に上昇を目 指してたゆみない努力を続けております。
毎日の学校生活を通して、将来深遠なる洞察力と、高い学識を持ち、事にあたっ て責任感と勇猛心ある人材たるの基礎を培う場、それが私達の「岡山白陵」です。

校章の由来

天下の名城とうたわれる国宝・姫路城(別名:白鷺城)の「白鷺」を象徴し、全 国にその名をはせた旧制姫路高等学校の伝統と精神を今日に生かすべく、学園創立に あたり、その校章を制帽とともに継承したものです。したがって、日、未だ浅い学園 ではありますが、校章に関しては、星霜80年の歴史を有しています。
白鷺が大きく翼を広げて空高く飛び上がらんとする姿、それは清らかな心を持ち、 高邁な理想を掲げ、未来に向かって雄飛せんとする若者の姿を表しています。
なお、中学校の校章は、この伝統ある校章にあやかり、高を中におきかえて、中 高一貫教育を表しています。

校歌

作詞:三木省吾・作曲:黒田 洋

  1. 狭霧晴れてひらけゆく 吉井の川のさざ波に
    久遠の響こもるとき 風さわやかに渡るとき
    明星銀にうすれゆく
    朝の空の濃き青に 我も染みなん
    美まし丘 白陵
  2. 梢にむせぶ風の音に 世俗の思い消えゆきて
    寂寞の気のしみるとき 孤独に涙あふるるとき
    谷の泉はしずもりて
    あゝその水の濃き碧に 我もとけなん
    美まし大地 白陵
  3. 真理の泉もとめつつ はるけき旅にのぼる子が
    神のみたまを願うとき 空は茜に暮るるとき
    遠き頂光あり
    あゝその澄めるかがやきに 我も燃えなん
    美まし学舎 白陵